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発達障害当事者は他のADHD、アスペルガー当事者を見たらわかるのか?

ADHD
この記事は約4分で読めます。

「発達障害当事者は他のADHDやアスペルガー当事者を見たらわかるのか?」。
何のこっちゃと思われるかもですが、これは友人から尋ねられた質問。
アスペルガー当事者の友人(私から見て「友人の友人」)が、そう述べていたそうです。
「同類」は一目見たらわかるとか。

本記事では、あくまで私のケースとして、以下の質問に答えてみたいと思います。

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結論:わからない

私はわかりません。
正しくは「同類として嗅ぎつける」という感覚としてはわかりません。

現在の私はADHDについて知識があります。
ですから話を聞いて「そうなのかも」と思うことはあります。
でもこれは私がADHDだから云々とは関係ないでしょう。

アスペルガーは大体わかります。
話してると「あれ? なんか言葉が通じない」と思うときありませんか?
特に言外に別の意味を臭わせながら表現選んでるときです。
でもこれは「普通と違う」という意味。
健常者でも同じ感覚を抱くのではないでしょうか。

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ADHDはコミュニケーションにおいて普通の人

もし「友人の友人」の主張が正しいとしましょう。
私がそうでないことは何ら矛盾しません。
なぜなら私はADHD、「友人の友人」はアスペルガー。
障害の質が違いますので。

両者の違いは、コミュニケーション能力そのものに障害があるか否かです。

アスペルガーの場合は、言外の意を汲めない、発言を字面通りに受け止めがち。
健常者とのコミュニケーションは苦労するでしょうし、逆に相手も自分と同じなら楽でしょう。
必然、はっきりと誤解の無い言い回しを好みますので。
だから「嗅ぎ取れる」のも不思議ではありません。

ADHDの場合は、健常者と変わりません。
人の話をよく聞かない、相手の発言中に言葉を挟みがち、早とちりが多い。
こういったコミュニケーション上の難は抱えますが、会話そのものについては健常者と変わりませんので。

双方とも空気を読めないという共通点はあります。
ただ、これは発達障害でなくてもそういう人はいるでしょう。

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ADHDは会話するだけではわからない

さて、ADHDがどのくらい周囲からはわからないか。

本件の友人は元公安調査庁の同僚。
久々に会ったものですが、質問に至る前の会話。

 

私 :この年齢にしてADHD判明しちゃいましたよ。
友人:ADHD? あの最近話題になってる大人の発達障害ってやつ?
私 :そそ。
友人:アスペルガーと同じやつですよね? まったくそうは見えませんが。
私 :でも私の遅刻癖や汚部屋は知ってるでしょ? あれがADHDの特徴です。アスペルガーとは障害の種類が違うんですよ
友人:なるほど。しかし何と言えばいいか。
私 :気にしなくていいですよ。公表しちゃってますし、色々お得だから手帳もらっただけなんで。

こんなもんです。

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発達障害当事者同士だと共感しやすい場面はある

ただ、発達障害当事者同士だと共感はしやすいです。
思考が特徴的なので。

発達障害当事者はピュアで素直で真正直と言われます(必ずしもいい意味ばかりではないので念のため)。
そして相手にも信頼を求めがちなので、同類同士の方が間違いなく付き合いやすいです。

また、先日こんなことがありました。
弁護士の大量懲戒請求事件というのが現在ネットで盛り上がっているのですが、私は弁護士側の主張を支持・応援しています。
社会的・世間的な常識を持ち合わせた人なら誰でもだとは思うのですが、私は特にノースライム(北周士)氏の言動が不思議と共感できたからというのがあります。
特に保守の身で左翼側と手を結ぶ。
こういう拘りないことできる人って好きなんですよね。

するとやっぱり……

腑に落ちました。

ただし診断自体はグレーだそうです。
私は「グレーの人間はあくまで健常者」という考えですが、ここでは置いときます。
ノースライム氏の場合は診断受けた上で「傾向がある」とは認められてるわけですし。

あと関係ありませんが、「ホンモノ」な私ってどう見えるのかなとか思ったりします(笑)

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まとめ

以上はあくまで「私」の話。
一般的な話を語るものではありません。
むしろ、他の当事者だとどうなのでしょう?
私も興味あるところです。

この記事を書いた人

広島市内のパチンコホール勤務。
3号機時代からのパチンカス。
ADHD、精神障害者手帳3級所持。
慶應義塾大学商学部卒、専攻はマーケティング(広告・宣伝)
国家一種試験経済職の資格で公安調査庁に入庁。
在職時は国際テロ、北朝鮮を担当。
「小説家になろう」の底辺作者。
WordPress記事は素人の備忘録です。

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コメント

  1. says:

    はじめまして天満川鈴さん。

    義務教育課程で発達障害のお子様を支援しているものです。

    ん~匂いでわかるというか、集団の中ではじかれていつの間にか残った数名・・・それがADHDだったり、いわゆる自閉症スペクトラムだったり、という感じですかね~
    匂いでわかるというか・・・カオスな世界です。
    しかし、そこに何か喜びが見いだせるというか、言葉では説明がつかない世界です。
    私は彼らが好きです。
    なんだか、憎めないです

    • belle says:

      はじめまして

      大人だとある程度症状緩和されているものの、義務教育くらいですとね……
      私も消去法で残ってしまっていた1人という感じです
      ただ素直で純粋で不器用、ADHDだと天真爛漫にも見える
      確かに大人達からは好かれました

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