コミティア出張マンガ編集部に持ち込みしたときの体験談 ~小説編

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2016-11-16小説・創作

COMITEIA(コミティア) 

コミティアは、毎年4回のペースで開催される「自主制作漫画誌展示即売会」。
自主制作漫画誌は、いわゆる同人漫画のこと(小説も含みます)。
主な開催地は東京ビッグサイト、ただし地方でも開催されています。

詳しくは、公式サイトを御覧下さい。

コミティア内では「出張マンガ編集部」が設置されます。
漫画原稿を手軽に持ち込めることで知られていますが、実は小説原稿の持ち込みができます。
小説は原則として原稿持ち込み不可ですから、滅多にない絶好の機会でもあります。
本記事では、同編集部の紹介と私の持ち込み体験談を述べさせていただきます。

コミティア出張マンガ編集部について

以下、公式ページより引用します。

「出張マンガ編集部」とは出版社がコミティア会場でマンガ・イラスト等の持込を受け付けるもの。
気軽にプロの編集者のアドバイスを聞くことが出来る恒例企画です。
2003年よりコミティアが先駆けとなる形でスタートし、現在年間5000件以上の持込があります。
出張マンガ編集部がきっかけでデビューした方も数多く、業界からも高い評価を得ている人気企画です。

参加する編集部は毎回変わります。
詳しくはこちらのページを御参照ください。

この出張編集部の超のつく大きなメリットは三つあります。

  • 初めての場合は完成原稿でないと持込みを受け付けてもらえないが、出張編集部ではネームでも可。
  • 短時間に複数の編集部へ持ち込みすることができる。
  • それでいて通常の持ち込みと何ら変わらない。編集から名刺をもらえて担当がつくこともあるし、お眼鏡に適えばデビューも夢じゃない。

漫画「アシさん」(タアモ、小学館)の2巻では出張編集部についてわかりやすく描かれています。

アシスタントをしている主人公が出張編集部の持込みに成功してデビューするまでを描いた物語。
キャラがめちゃめちゃ立っていて、漫画業界に興味なくとも面白いです。
よろしければ読んでみて下さい。

出張編集部における小説の持ち込み

マンガだけでなくライトノベルの編集部も参加しています

出張編集部の基本はマンガかイラスト。
しかし、実は小説(ライトノベル)の持込みも受け付けています。

具体的にはアーススター編集部

以前は集英社スーパーダッシュ文庫(現:ダッシュエックス文庫)も参加していました。
現在はイラスト受付のみの様です。

ほか、一迅社も受け付けていたようです。

先述の通り、参加編集部は毎回異なります。
目当てのコミティアで小説の編集部が参加しているかは、読者様で御確認ください。

出張編集部のメリット

小説を編集部に直接持ち込める(営業できる)数少ない機会

小説の持ち込みは、ほとんどの編集部が受け付けていません。

既に出版実績がある作家だと持ち込みを受け付けてくれる出版社もあります。
しかしワナビの場合は、まず門前払いです。
この点がマンガと大きく異なります。

コミティアは小説を直接編集部に持ち込める数少ない機会、絶対に活かすべきです。

小説を他者(=編集)に読んでいただく絶好の機会

他人に自分の作品を読んでいただくことが、どれほどありがたいことか。
作家志望者は全員が痛感していると思います。
しかも出張編集部では、プロの編集が自作を読んで下さるのです。

時間は15分~20分くらい。
「出張」とは言いますが、かなり真剣に作品と向き合っていただけます。
他者に自作を目の前で読んでもらう、これだけでも貴重な体験となります。
ましてやプロの意見までいただけるのですから、言うことありません。

実は私も持ち込んだことがある

過去、私自身も小説を出張編集部に持ち込んだことがあります。
それも小説書き始めて二週間で!
新幹線に乗って、はるばる東京まで行きました。
まだ「小説家になろう」で書く前、2012年春の話
ここからは、そのコミティア持ち込み経験談となります。

コミティア出張マンガ編集部に持ち込みをするまでの経緯・事前準備

持ち込んだ経緯

どうしてそんな無茶をしたかといいますと……。

読んだ友人達全員が「面白い!」と言ってくれたから。

ある人はキャラにドハマリして妄想に耽りながら何度も読み返し。
ある人は忙しい仕事の合間を縫って、慣れないイラストを描いてくれ。
他人からの誉め言葉は話半分で受け取る主義ですが、その私でも社交辞令じゃないことは伝わりました。

それで勘違いしたんですよね。
「俺ってすぐデビューできるんじゃね?」って。

持ち込んだ作品

2週間で書き上げた処女作「キノコ煮込みに秘密のスパイスを」(以下、キノスパ)

北朝鮮・朝鮮総聯へのスパイ工作をテーマに情報機関公安調査庁を描いた小説です。
(なお、現在アップしているのは当時の原稿に大幅な改稿を施したものです)

拙作で描きたかったのは、これ。

スパイも社畜、普通のOLやサラリーマンと変わらない

そのためコメディや恋愛要素をかなり重視して書きました。
誰でもわかりやすいようにライトノベル仕立てで書いたし、きっと「うちで出版を」と言われるはず!

事前準備

持ち込み要項には「プロットと梗概を準備してください」とある。
「プロット」って何? 「梗概」って何?
まず、そこから始まりました。

プロット

プロットは、作品の重要な部分を記したもの。
Excelなどの表計算ソフトやVerticalEditor などのアウトラインプロセッサを使って作成することが多く、構成を説明するために使います。

梗概

梗概は「あらすじ」のこと。
ただし「小説家になろう」と異なり、物語の最初から最後までを記します。
概ね800~2000字くらいが一般です。

その他

原稿打ち出しはレーザープリンタがないと、かなりの時間がかかります。
紙で原稿を用意しないといけない場合は余裕を見て印刷しましょう。

持ち込み前日

新幹線に乗って、意気揚々と東京へ。
親友Aさんの家に泊まり、作品を読んでもらう。

読んでいる様子を眺めていると、ところどころでページが止まり、くすっと笑う。
時々、声をあげて爆笑も。
「やっぱり、これはいける!」という感触でした。

ただしMMO部分は読み飛ばしている、この点はかなり引っ掛かりました。

また「小説家になろう」(以下、なろう)の存在を知ったのは、この時です。
Aさんに

小説家になろうでは書かないの?

と聞かれたのがきっかけでした。

Aさんは「なろう」の読み専(読むだけのユーザー)。
私は「そんなのあるんだ~」という感じでした。

持ち込み当日

会場到着

Aさんと一緒に東京ビッグサイトへ。

初めて会場に到着したときの感想は「人多いなあ」。
小並感ですが、コミケも行ったことないので。
ギンギンに照りつける5月の陽射しの下、開場まで待ちました。
飲み物・タオル・帽子は用意しておいた方がいいです。

その間にパンフレットを購入。
会場ではパンフが入場券代わりとなり、持っていれば何度でも出入り自由です。

入場してからは、真っ先に出張編集部へ。
お目当てのダッシュエックス文庫のボックスへ行き、順番待ちの用紙に名前などを記入。
面談開始までは約30分待ちでした。

名前を書いた後は、時間までボックスを離れても構いません。
会場を見て回ってもいいですし、ボックス傍にあるレーベル出版物の見本を読んで時間を潰す手もあります。

私は後者。
ちょうど「パパのいうことを聞きなさい!」がアニメ化された直後で、飾ってあった見本を眺めていました。

原作は面白いです。

しかしアニメは「どうしてこうなった?」という感じ。
アホとしか言いようのないコンビニのレシートを契機に、最終回までひたすら炎上を続けました。
(本当にひどいと話題にすらならないので、ある意味すごいと思いますが)

面談開始

時間が来てボックスへ。

ダッシュエックス文庫は編集1人での対応でした。
(マンガですと、複数の編集で対応しています)

編集さんは若手の男性。
傍らには編集長と思しき年配の男性が立っていました。

冒頭の会話を再現します。

私「こんにちは。よろしくお願いします」

編集「こんにちは。始めに梗概とプロットを見せて下さい」

…………

編集「まず最初に聞かせていただきます。

   あなたはライトノベルの作家を目指すのでしょうか?

   それともエンタメ(一般文芸)の作家を目指すのでしょうか?」

編集長「それでいい。その確認をするのは大事だからね」

つまり、若手の編集の面談練習なんでしょうね。

編集さんは、非常に物腰が柔らか丁寧。
人が不快にならないよう、言葉を選んで話す印象でした。
その一方で言うべきところは言ってくれる感じで、少なくとも人格的には当たりだったと思います。

先の問いには次のとおり答えました。

ライトノベルです!

本音は違います。

私が出張編集部に行ったのは、次の目的もあります。

拙作が題材的にライトノベルとしてカテエラになるか知りたかった。

でもライトノベルの編集部に来て「一般文芸」と答えるわけにもいきませんから。
それが大人の対応というものです。

この編集さんの素晴らしかったところは、私の本音をちゃんと読み取って下さったこと。
結局、ラノベと一般文芸の双方についてアドバイスをくださいました。

その後は原稿に。
やはりプロ、めちゃめちゃ読むのが速いです。
およそ一万字くらい読んだところででしょうか、具体的な話に入りました。

具体的な面談内容

ラノベとしては完全にカテゴリーエラー(カテエラ)

もしこれが新人賞に送られてきたら、あらすじ読んだ時点でゴミ箱に投げ入れます。
そのくらいのカテエラです。

そこまで言われました。

さらに、

ラノベどころか一般文芸としてもアウトです。
内容だけとれば、大人が読むにしても生々しすぎます。
社会の裏側を見すぎているせいか、あなたの感覚は麻痺してしまっています。
普通の大人は、こんな現実が世の中に存在することを知りたくありません。

いきなりの全否定に、かなりのショックを受けました。
自分自身では普通と思っていたのに……。

一方で、

文章力はかなりの水準。
軽いタッチの文で内容の重さをうまく誤魔化しているから、大人ならギリギリ読めるラインに仕上がっていると思います。

落として上げる、ですね。
お約束でも、プロに褒められると嬉しいものがあります。

そして、

小説書き始めたばかりで、しかも二週間でこの作品を書き上げたのは信じられません。
内容的にも、筆の速さ的にも。
特にその速筆は、デビューできたら絶対に武器になります。
この世界、速筆であればあるほど歓迎されますので。

内容面は、あくまでも「ズブの素人が書いたにしては」という意味です。

速さは……構成に凝るようになった現在だと、めちゃめちゃ遅くなっています。
よく2週間で20万字書けたなあと我ながら思います。

ライトノベルはやめた方がいい

はっきりと言われました。

ライトノベルは中高生の甘い夢であり砂糖菓子なんです。
現実を知りすぎているあなたには書けません。

ここで「昨今はラノベ業界も大人をターゲットにしようとしているのではないですか?」と反論しました。
ちょうど「ライト文芸」や「キャラ文芸」という言葉が流行りだした頃でしたので。

これについては

大人については購買層として全く考えていません。
あくまでも中高生、特に中学生をメインターゲットとして考えています。
彼らは一旦ファンになってくれれば、その先数年数十年と読み続けてくれますので。

ただし発言の裏には、「時間も人も限られているからアレコレ手を出す余裕がない」という事情があると思います。
また、この関係で、

ラノベの主人公の年齢は中学生か高校生の方がいいです。
できれば中2~3くらいがベストです。
中高生と大学生は数年違うだけでも社会的にできることが大きく違います。
彼らからみた大学生は「大人」、感情移入しづらいですから。
その意味において、大学生を主人公にするのも社会人を主人公にするのも大差ありません。

「じゃあ、パパ聞きは?」という感じでしたが(主人公が大学生)。
言っていることはもっともですし、噛みついても仕方ない部分なので流しました。

ラノベ創作に要求される要素は?

子供のわがままをいかに通させるか。
これは、ラノベに限らず売れる作品の一つの方程式です。

「子供のわがまま」という言葉は比喩ですが、内容には心底納得しました。

以下は編集さんが示して下さった具体例。
かなり重要じゃないかと思います。
私見ですが「なろう小説に必須の要素」でもあると思います。

例えば「ガンダム」。
アムロが綺麗事言ってはブライトに殴られ、他にむかつかれ。
でも自身の絶対能力で、結局は言い分が通ってしまう。
ここではその綺麗事が「子供のわがまま」というわけです。

例えば「とある」。
「SEKKYOU」という言葉が一つの要素と定着してしまったくらい。
大人から見れば「何をたわけたことを」となるのですが。
これもまた「子供のわがまま」となります。

根底にあるのは「子供」vs「大人」の対立図式。
子供にとって大人は自らを管理しようとする敵であり、その管理から逃れたがっている。
だからフィクションでは「大人」をやっつけ、満たされない願望を叶えて上げる必要があるのだと。
まさにベタベタの砂糖菓子です。

ただ、一方でこうも付け加えました。

そこで大人の現実もつきつけて、双方の言い分が通る形で子供に勝たせることができる作者は強いです
でも非常に難しい
仮にそれができる人はすごい才能の持ち主ですし、すぐにデビューできます

私にはやっぱりできませんが……意識はしてます。
「子供」とは言ってますけど、いわゆる青臭い正論。
本音では大人だって持ち続けたいですから。

ハーレムの必要性は?

ハーレムは必須じゃありませんが、そうである方がベターです。
選択肢は多いに越したことありませんし、誰か一人は琴線に引っ掛かるでしょう。
そうなれば作品を追い続けてくれますので。

面白いならどちらでもいい、という感じでした。

仮に拙作をラノベとして改稿するなら?

編集さんが出した案は「ブラッディマンディ」みたいな感じでした。
ごめんなさい、私には無理です。

公安調査庁が舞台のマンガ……ですが、あまりに辛すぎて挫折しました。
元同僚達も、聞いてみると全員同じ。
作品の出来がどうこうより、ナースが看護師マンガを受け付けないのと同じ感覚です。

応援はしたいですし、特に原作者は尊敬してるんですけど……もう本当にゴメンなさい。

絶対に一般文芸の方がいい

ここまでの話は、結構流した印象がありました。
先述の通り、私の本音を読み取っていたのでしょう。
編集さんの口調までも変わってきました。

まず、始めに言われたこと。

あなたは絶対に一般文芸の方が向いている。
エンタメならあなたの専門分野(インテリジェンス)は需要があるのに、書き手がいない。
人間を描けるだけ人生経験が豊富なことは、話していてもわかります。
一般文芸ならデビューは間違いなく早いです。

「早ければ1年以内」とまで断言してもらえました。
(一般文芸の新人賞なら一発で獲れる可能性があるが、選考期間があるので)
4年経った現在も未だにワナビだったりしますが、それはこの後、大人向け作品を1本も書いてないから。
なまじ「なろう」で中途半端に別作品が人気出て、そちらに力を費やしていたので。

一般文芸としてみた場合の欠点

その上で編集さんは、

一般文芸としても、この作品を公募に出すのはきつい

と評しました。
その上で「生々しい現実という点を除いた、一般文芸としてみた場合の欠点」を2つ指摘しました。

 主人公の社会的地位が高すぎる

1点目。

どんなに言いつくろってもキャリア官僚はエリートです。
そして読者となる人の多くは違います。
反感を抱かれる可能性のあるキャラを主人公にすべきでありません。
これは「商品」として小説を書く際のセオリーです。

仮にキャリアが主人公のままでいくなら、共感しやすいようにキャラをもっともっと落とす必要があるとのことでした。

 「若者に媚びすぎている」部分が邪魔

2点目。

一般文芸としてみるとMMO部分が邪魔です。
大人にとってMMOは縁遠すぎて受け付けない要素であり、理解するのも一苦労ですから。
確かに大人のMMOプレイヤーはいます。
しかし、限定的な層を当然と受け止めても仕方ないでしょう。
それよりも公募を念頭に置くなら、下読みが理解できないリスクを考えるべきです。

持ち込んだ作品では現実世界とMMO内の交流と二つのステージにわかれています。
このMMO部分が邪魔というわけです。

さらに、

読者層は意識し、絞るべきです。
MMO要素は若者層に媚びてのものでしょうけど、若い人は本作の主テーマ(対北朝鮮・朝鮮総連スパイ工作)に興味を持ちませんから考えなくていいです。
あなたが思っているほど、若者は政治や社会に興味ありません。
一般文芸としてMMO要素は不要です。

一方で、本作はMMO要素を抜くと話が成り立ちません。
公募で言うところの「致命的な欠陥」に当たります。
改稿しようがないので、次を書きましょう。

納得してます。
その上で、はっきり語気を強めて締め括りました。

あなたは真っ当な一般文芸が書ける人のはずです。
次を書くときは若者に媚びちゃダメですよ。
サブカルネタも軽薄に映りますから入れないように。

なんか、もう、褒められてるのか貶されてるのか。
「そこまで言うなら『すばる』編集部につなげてくれよ!」って感じでしたが。

ただ、この編集さんの指摘は的確だと思います。
終わった後、Aさんが私に話したこと。

編集さんの言うとおりだよ。
私にはMMOなんて馴染み薄いし、興味も持てない。
だから読み飛ばした。
本筋わからなくてもコメディとして楽しめちゃったし。

なるほどなあって思いました。
大人向けは大人向けに書けということですね。
もっとも現在だと、SAO(ソードアートオンライン)のおかげで状況が変わったかもしれませんが。

一般論的なアドバイス

以下は、本作がそうというわけではなく、一般論的なアドバイスとしていただいたものです。

 主人公に自分を投影するな

主人公に自分を投影しないでください。
読者はそうした部分に敏感ですし、うるさく感じますので。

これは全く同意します。
私もそう感じて、途中で投げ捨てることしょっちゅうですから。

 暴露を目的とした小説は書くな

決して暴露を主として小説を書かないように。
世間は、こうした生臭い世界の暴露に興味ありません。
「小説だから」で片付けられない風潮もあります。
また、あなたは話が作れるのですから、暴露ネタに頼る必要はありません。

これは「『原発ホワイトアウト』(講談社)みたいに、もっと暴露色を強めて書いたらどうでしょう?」という私の質問に答えたものです。
3行目は、言外に「出版社から『面倒な作家』と思われるので止めなさい」と漂わせていました。

「好きなモノ」ではなく「売れるモノ」を書いて下さい

最後にこう聞かれました。

あなたはこれから「趣味」で小説を書くつもりですか?
それとも小説を「仕事」として生計を立てるつもりですか?

「仕事」と答えました。
その上で編集さんは「本来なら反感買われるだけなので言わないんですけど」と前置き、次の通り締め括りました。

趣味でやるなら「好きなモノ」を書けばいいです。
しかしプロを目指すのなら「好きなモノ」ではなく「売れるモノ」を書いて下さい。
私たちが小説を求めているのは「商品」としてであり、選ぶ基準も売れるかどうかです。
「好きなモノ」は、その枠内で書くことを考えて下さい。
デビューして認められれば、許される枠も広がりますから。

心から同意します。
それが「大人」というものですので。

面談が終わった後

なんのかんの言っても、ボツを食らったことには変わりありません。
それも小説自体については全否定といっていい内容。
まさに惨敗、かなり落ち込みながら会場を後にしました。

その後はAさんが「せっかくお台場に来たんですし、大江戸温泉物語行きませんか?」
散歩がてら徒歩でてくてく向かい、道中はずっと慰めてくれました。

温泉に到着。
私たちは二人、湯船で裸体を合わせる。
そして顔を上気させるAさんに告げました。

絶対にいつかリベンジしてやります!
今度はここに乾杯しに来ましょう!

まとめ

本当に貴重な経験ができました。
ダッシュエックスのラノベ界の位置はさておいて、やっぱりプロの編集者。
的確に欠点を指摘してもらえたと思いますし、今でも役立ってます。
また15~20分の予定でしたが、その倍はとっていただけました。
そのこともあわせて感謝しています。

体験談という性質上、中盤以降は私の話ばかりになって申し訳ございません。
でも、最後に繰り返します。

タイミングさえ合うなら一度は行ってみるべきです。
例え新幹線代を払ってでも。
それだけの価値は絶対にありますから。