推理・歴史小説家の鈴木輝一郎先生のサイトにて「キノコ煮込みに秘密のスパイスを」を紹介していただきました

小説・創作
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鈴木輝一郎先生は日本推理作家協会賞を受賞されたこともある推理・歴史小説家。
(※日本推理作家協会賞:ミステリ界で最も権威のある賞)
いわゆるワナビ界隈では小説講座でも名前を耳にしたことがあるかもしれません。

x.com

「(江戸川)乱歩賞穫れたろうに」、まさに絶賛していただきました。
(※江戸川乱歩賞:賞金1000万円の推理作家登竜門として知られる賞)

以下、鈴木先生のサイトから紹介文を引用します。

 belle著『キノコ煮込みに秘密のスパイスを』読了、感想。これは超収穫。

同業者重鎮から「面白いよ」と勧められた『小説家になろう』サイトに投稿されたネット小説。
推理小説です。
公安調査庁が舞台になった、珍しい話です。
PDFだったんだけど、PCで読むのはけっこう面倒。
ざっくり読みはやはり紙がベストなんで、4ページに割り付けてプリントアウト。

最初、ぱっと読んだときに「これなら乱歩賞とれるのに勿体無いことするなあ」と思った。

で、腰据えて読んでみると冗長なところがかなりあるものの、主人公はキャリア組のエリートで、エリート臭ぷんぷんの嫌な奴全開で印象的。
公安調査庁の仕事しなさっぷりと、ゆるゆるの公安調査も雰囲気がある。
キャラクター優先で(カテゴリは「ミステリ」じゃなくて「恋愛」になってる)ストーリーらしいストーリーがほとんどない。

こういう切り口はラノベでは手垢がついているんだろうけど、おっさん向けの一般小説ではあまり見ない。
ラノベのノリで歴史小説書いた名作『のぼうの城』って例がある。
ラノベ書きの筆力はあなどれん。

これを「斬新」とみるか「つまらん」とみるかで評価が分かれるんじゃないかな?
新人賞に応募した場合、予選にかすりもしないか受賞しちゃうかのどちらか、って感じ。

「とりあえず次の作品は新人賞に応募しなさいな」と思う。
これだけ書けるんなら地力はあるんだろうから、次も書ける。新人賞に落ちてから投稿サイトで公開しても遅くない。

「小説家になろう」サイトで33万9千本ある作品のなかから頭ひとつ抜けるのは大変。
新人賞を受賞するほうがはるかに簡単。
今年の乱歩賞は310本しか応募がなかったんだから。

興味のあるかたは下記からどうぞ。
http://ncode.syosetu.com/n2587cb/

私はしがないネット小説家。
言い換えれば単なる「小説家志望のただの人」。
それなのにこんな評価をいただくなんて……最初に読了ツイート(下記)を見た時は信じられませんでした。
この後も折に触れ、鈴木先生はツイッターで拙作を宣伝くださっています。

ここは謙遜すべきではないでしょう。
やりとりをしていて私を一人前の作家として扱ってくださっていること
私のこれからに期待してくださっていること
ひしひしと感じました。

まずは商業デビューを果たさねば。
そして、さらに本作を上回る作品を書かなければ。
精進に励みたいと思います。

八月末のことでしたので、私のツイッターアカウント(@rin_tenmagawa)をフォローしていただいている方には今更なのですが……。
ちょうど私生活が慌ただしかった頃、ここまで報告が遅れてしまいました。
申し訳ございません。

天満川鈴
この記事を書いた人

慶應義塾大学商学部卒
1997年公安調査庁にキャリアとして入庁
在職時は国際テロ、北朝鮮を担当
特に現場(スパイ工作)で実績を挙げ庁内表彰を受ける
2004年介護のため退官。

ADHD、精神障害者手帳3級所持。

WordPress記事は素人の備忘録です。

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