きのここらむ

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解剖 北朝鮮リスク(小倉和夫・康仁徳)【書評】

「解剖 北朝鮮リスク」(ISBN-13: 978-4532134648)は、職業としてインテリジェンスに携わっていた私が自信を持って推薦する本です。 特に治安・諜報系の官庁や学者を目指す方へ、本記事を...
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警察庁警備局長が国会答弁で極左過激派が沖縄反基地運動に関与しているのを認めた件について

基地反対運動などに極左過激派が入り込んでいる。元公安調査庁職員の私には常識でした。しかし先日、警察庁警備局長の国会答弁を受け、国としては初めて認めたという報道が。世間の騒ぎを他所に「私の常識は世間の常識でなかった」のがショックだったという話です。
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EVE burst errorを産んだ姫屋ソフト倒産を忍んで ~公安調査庁データベースの架空と現実

90年代の名作EVE burst errorを生んだゲームメーカー「姫屋ソフト」が倒産しました。EVEの名場面、データベースハッキングには画面にPSIAという公安調査庁の略語が出ています。現実のDBはどうだったのでしょう? 元職員が語ってみます。
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「父・金正日と私 金正男独占告白」 ~金正男暗殺をめぐる五味記者炎上について考えたこと

本記事は金正男暗殺と「父・金正日と私 金正男独占告白」(文藝春秋社)の炎上騒ぎにつき、同著を読んで考えたことです。 書評やレビューではなく「考えたこと」です。 また、私には元公安調査庁職員という経歴は...
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効果あるのかなあ? 公安調査庁5年連続増員と聞いて思うこと

本記事では、「公安調査庁、5年連続の増員計画 東京五輪へ対テロ強化」という朝日新聞のニュースについて検討します。 公安調査庁が5年連続で増員 公安調査庁(以下、公安庁)が5年連続で増員。 悲惨な時期を...
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公安調査庁における「任用替え」制度について

こちらの記事のコメント欄に以下の質問をいただきました。 初めまして。年次は伏せますが、将来、国家公務員試験受験予定のものです。 昔からの憧れで、どうしても公安庁のキャリア官僚になりたいんですが、総合職...
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フェイクニュースも同然、中国における日本人スパイ拘束事件の「週刊新潮」報道を検討してみる

私は公安調査庁(略称:公安庁)の元キャリア。 「元」とある通り、現在は退職しています。 辞めてるくらいですから組織に対する思い入れはありません。 それでも今回採り上げる週刊新潮の公安庁をめぐる記事には...
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スパイの尾行、なぜバレた? ~「キノコ煮込みに秘密のスパイスを」13話より

本稿は拙作「キノコ煮込みに秘密のスパイスを 」(略称:キノスパ)で採り上げた謎の一つについて、詳しく説明してみます。 ヒロイン観音の登場シーン。 本作のハイライトです。 同時に主人公弥生の尾行がバレて...
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理想の上司 ~公安調査庁の場合は?

皆さまの理想の上司って、どんな人でしょう? 公安庁の場合ですと、 信じられる人! 仕事を教えてくれる人! 責任回避しない人! というのが、よく出てきました。 信じられる人 公安庁では、部下の仕事を奪う...
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内閣府職員ゴムボート変死事件の真相

拙作「キモオタでギャルゲー、それって何の罰ゲーム!? 」の連載を始めた頃、こんな感想をいただきました。 私がこのニュースを知ったのは、本当に上記感想によってです。 そして本気で連載中止&作品削除を悩み...
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公安調査庁パンフレット解説・官庁訪問対策 ~スパイになりたいあなたへ【2021年度版アップデート】

公安調査庁は情報機関、働く人はインテリジェンス・オフィサーと呼ばれるスパイです。同庁の採用パンフレットと官庁訪問対策を元職員が解説します。謎の実態を知りたい方、ちょっと立ち寄ってみませんか?
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