今年の夏は地獄でした。
猛暑だった上に、部屋のエアコンが不調に陥ってしまっていたせいです。
そんな悲惨な状況を生み出してしまった原因が「エアコン洗浄スプレーによる掃除」。
現在は直って地獄からもようやく開放されました。
本記事はその顛末記です。
私のエアコン
別記事にて詳しく説明しています。
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エアコン洗浄スプレーでクリーニングしたら、まともに動かなくなった!
悲劇のきっかけは、1年前の夏の終わり、ドラッグストア店内でエアコン洗浄スプレーの特売を見かけたことでした。
特にエアコンが臭いとかはなかったのですが、
なんでも綺麗にしといた方がいいだろうし試してみよう
と買物カゴに入れます。
自分の部屋は腐海なくせに、どうして掃除欲が湧いてしまったのか。
未経験なことだと、つい好奇心が湧いちゃうんですよね。
帰宅して、エアコンの電源オフ。
説明通りにスプレーを噴射し、クリーニングを終える。
あっけなかったなと思いつつ、電源オン……あれ?
過程を長々書いてもなんですので、どうなってしまったかを列挙します。
- ルーバーが動かない
- 温度調節ができない
- 風量調節ができない
- オートオフができない
つまり、
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「エアコン 洗浄」で検索して「自力でやるのは止めた方がいい」という記事をあちこちで見たのは、その後のことでした……。
エアコン洗浄スプレーは基盤を痛める可能性があります。
私の症状はまさにそれ。
ただ風が出てくれるだけ、まだマシと諦めることにしました。
それなりの温風は出てくれたおかげで冬は無事にやりすごせましたし。
しかし迎えた今年の夏。
もはやエアコンから出てくる冷風じゃ扇風機以下でした。
エアコンが直った具体的方法
諦めて買い換えようと中古を物色し始めます。
「いらないことするんじゃなかった」と後悔しながら。
掃除さえしなければ今頃は快適に過ごせていたのに。
あーあと溜息つきつつリモコンの拭き掃除をしていたところ、1つのボタンに気がつきます。
コンセント抜いて放置してというのは試しました。
原理的には、これでリセットと同じはずなんですよね。
だからやる意味もないと思っていたのですが。
試しに押してみるか。
どうせこのままだとリサイクル廃棄物になるだけ。
爪楊枝でリセットボタンを押さえてみます……すると。
ええっ! まさか!?
ルーバーの向きを上下変えてみる、ちゃんと変動する。
風量調節をしてみる、ちゃんと強風が出る。
温度調節をしてみる、寒いくらいまでに温度が落ちる。
つまり……
オートオフはまだ試していないのでわかりませんが。
それ以外は正常動作に戻りました。
オートオフも「人サーチ」は正常に動いているみたいですから恐らく大丈夫なんじゃないかと。
まとめ
どういう原理なのかはわかりませんが、とにかくリセットで直りました。
エアコン買い換えずにすんで心の底から安堵しています。
エアコンクリーニングで動作がおかしくなって、自分の手ではどうにもならなくなりましたら、
あくまでダメ元で。
動いてくれればもうけものということで。
あと、もしかしたら私の場合、時間を置いたのもよかったんじゃないかと思います。
そして、もう1つ。
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エアコンを故障させる危険性については本稿の通りです。
少々お金が掛かっても業者に依頼しましょう。
その際はクリーニング時の故障に対応してくれる業者で!
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