小説家になろうにて「キモオタでギャルゲー、それって何の罰ゲーム!?」連載中!

ハゲでも格好いい人はいる ~私の認識を変えてくれた外国人スパイ

きのここらむ
この記事は約4分で読めます。

豊田真由子衆院議員の騒動すごいですね……。
「この、ハゲーーーーーっ!」が今年の流行語大賞になりそうな勢いで広まっています。

本記事は「ハゲ」について私の思う話。
どうしてインテリジェンスカテゴリなのかは、お読みいただければわかります。

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早稲田大学増門会(全国最大のハゲサークル)が抗議声明

私が今回の記事を書くきっかけとなった、豊田氏の発言をめぐる記事です。

「豊田真由子議員のハゲ発言はヘイト」 早稲田大の非公認サークル「増門会」が抗議
6月22日発売の週刊新潮が報じた、自民党の豊田真由子衆院議員が秘書に浴びせたとする発言に対して、早稲田大学の非公式サークルが抗議声明を出した。

声明を出したのは、早稲田大の非公認サークル「早稲田大学増門会」。同会のTwitterアカウントやサイトになどよると、2016年4月23日に創設された「全国最大のハゲサークル」で、「人類が繰り返してきた挑戦の歴史に終止符を打つことを目標として、日々お互いに切磋琢磨しております」と紹介。

(引用元:上記ハフィントンポスト記事)

ハゲサークル……。

豊田氏の発言について、「全国で薄毛や抜け毛に悩む人たちの心証を無視しており、彼らが深い悲しみと憤りを憶えた」として、「ある種のヘイトスピーチだ」と非難した。

はあ……。

なんかすごい……。
本気なのかネタなのか判然としません。

ただ、ヘイトとまで言いうるかはともかく、ハゲは一般的に当事者にとってコンプレックスの材料の一つ。
豊田氏の発言はそれを前提とするものですから暴言であるのは間違いありません。
「私はハゲより偉いんだ」と言っているようなものですし、ハゲ全体に喧嘩を売ったものとみなされたところで仕方ないでしょう。

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問題提起

ただハゲは本当に格好悪いのでしょうか?
コンプレックスを感じるべき要素なのでしょうか?
侮蔑の対象となるべき要素なのでしょうか?

かつては私も「絶対はげたくねえ!」と思っていました、つまり肯定していました。
しかし、ある日を境に認識を改めました。
とても格好いいハゲイケメンを見たからです。

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私が見たハゲイケメンなCIAエージェント

ある日の公安調査庁本庁フロア。
女性職員の先輩と廊下で話していたところ、前方から欧米系の外国人男性が歩いてきました。
先輩曰く、「ブリーフィングで訪ねてきたCIAの職員でしょう。
その外人を見て二人とも面食らい、ぽっかり口を開けてしまいます。
それくらいに同人はぶっとんだ外見をしていました。

外人は見事なM字ハゲ。
頭頂部まで後退し、廊下の照明でピカピカ光っていました。
そして残ったブロンドの髪を腰まで伸ばし、首の付け根でくくっていました。

しかし、この人が見惚れるほど格好良かったんです。
インテリジェンスに従事する者特有の、穏やかで柔らかながらも精悍な顔立ち。
もちろん目鼻立ちの造形はくっきりはっきり整っている。
加えて背筋をピンと伸ばし胸を張りつつ颯爽と歩く様。
「ハゲ? それがどうしたの」と言わんばかり。
いえ、きっと本人の頭の中には「ハゲ」の二文字すらないでしょう。
私達はしばらく言葉を失っていました。

外人は廊下を曲がってエレベーターホールへ。
ようやく先輩が呟く。

先輩「まるでパタリロに出てくるヒューイットさんだよね」

引用元:パタリロ!(魔夜峰央、白泉社)20巻137p

私も全く同じことを連想していたのでうんうん頷く。
まさにヒューイットがおでこから禿げ上がった感じでした。

私 「堂々としてればハゲでもあんなに格好いいんですね」

先輩「うんうん。私、ハゲに対する認識が変わっちゃったよ」

私 「もし将来ハゲたら、あんなハゲになりたいです……」

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悪いのはハゲではなく、ハゲをコンプレックスにさせる風潮

考えてみたら、以前からハゲそのものを格好悪いと思ったでしょうか?
違う気がします。
禿げている人はどこか卑屈に見える人が多い。
だから格好悪く見えたというのが正しいように思います。

卑屈に見せる原因は、恐らくハゲに対するコンプレックスでしょう。
でも仕方ないじゃないですか。
ハゲは本人に止められるものじゃないんですから。
それを侮蔑したり、バカにしたりするのは変です。
ハゲを格好悪くしてるのは、ハゲを見下す周囲の空気です。

今、私はハゲても構いません。
禿げたところで気にしなければいい。
ハゲを格好悪いと思う人なんて相手にしなければいい。
もしその日が来ても彼を見習って堂々としていたい。
そう思っています。

ただ、先輩曰く、

解答者の写真
CIAのスパイがあんな目立っちゃっていいの?

ごもっともですね(苦笑)

キノコ煮込みに秘密のスパイスを

OBによる公安調査庁のお仕事をリアルに描いたラブコメ&サスペンス。
小説家になろうでは総合ランキングに入ったことのないド底辺のネット小説です。
一方で、
・週刊誌に「日本のスノーデン」呼ばわりでYahoo!ニュースになり。
・偉い作家先生から「乱歩賞獲れたミステリ」と絶賛され。
・出版社では「これを世に出すのは危険」とお蔵入りにされ。
あれこれ曰く付きの小説、あなたも読んでみませんか?
お気に召しましたら拡散していただけると嬉しいです。

この記事を書いた人

広島市内のパチンコホール勤務。
3号機時代からのパチンカス。
ADHD、精神障害者手帳3級所持。
慶應義塾大学商学部卒、専攻はマーケティング(広告・宣伝)
国家一種試験経済職の資格で公安調査庁に入庁。
在職時は国際テロ、北朝鮮を担当。
「小説家になろう」の底辺作者。
WordPress記事は素人の備忘録です。

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