新大学生・新社会人の皆様、4月からの新生活に向けて色々と準備を始めている頃ではないでしょうか?
あれも買わなくては、これも買わなくては。
しかも冷蔵庫なら冷蔵庫でどんな冷蔵庫を買ったらいいのか。
迷うでしょうし、下調べしている時間もなかろうと思います。
そんな私は、炊飯器を題材とする小説を書くほどの炊飯器オタ。

いえ、好きで炊飯器オタになったわけではないのですが……。
あれこれと迷っている内に詳しくなりました。
そんな私からあなたに、コスパの高い炊飯器をお教えします。
ただし中古です。
新品でいいのない?という方は、こちらへお回り下さい。

炊飯器のベストバイはSANYO「おどり炊き 匠純銅」の中古
炊飯器のベストバイ商品。それは、

「炊飯器で中古?」と思われる方はブラウザバックしてください。
匠純銅とは?
当時の炊飯器業界をリードしていたSANYO
SANYOは現在ありません。
炊飯器部門はPanasonicに統合されてしまいました。
SANYOの炊飯器は評判が素晴らしく、元家電販売員さんも絶賛しています。

ネットでよく見る、怪しげなプロフィールの人間が書いたキュレーション記事ではありません。
明らかに著者自らの販売経験に基づいた記述。
このブログに目を通せば炊飯器について知り尽くすことができます。
新品も候補に考えている方はぜひ一読を!
素晴らしきSANYO炊飯器の頂点「匠純銅」、その落札相場
匠純銅は、SANYO炊飯器の頂点に立つ商品です。
動画はECJ-XP2000。
私があれこれ書くよりも、動画を見ていただいた方が匠純銅シリーズについて理解できます。
この匠純銅、お値段なんと、
※私の使っているECJ-XP1000Aの場合
実売価格でもモデルチェンジ直前の見切り処分で6万円前後という品でした。
今でこそ10万円を超える高級炊飯器は商品ラインアップの一つとして認知されてますが、匠純銅はその先駆者です。
それが今、

私はヤフオクにて約5000円で落札できました。
当時よりメルカリの普及が進んだ現在ですと、送料込みでもっと安く購入できると思います。
なお、具体的にお薦めするのは型番ECJ-XP1000、ECJ-XP1000Aとなります。
これより前だと、機能に差がある割に落札相場が変わりません。
これより後だと、味に差が無いと言われる割に落札相場が跳ね上がります。
よってこの2つの型番が最高のコスパとなります。
【2020年1月21日追記】
現在ですとECJ-XP2000も候補に入れていいと思います。
落札相場が記事書いた当時と比べて、かなり下がっていますので。
発売当時の匠純銅の絶賛
この値段でベストセラー商品となった事実が全てを物語っています。
あちこちでレビューされ、絶賛されています。
価格コムのレビュー。


家電watch様の長期にわたるレビュー。
匠純銅の詳細は、こちらをお読みいただく方が早いです。
その3まであるので御注意ください。
私が匠純銅を推薦する理由
1 味がいい
いくら安くても味が悪くてはどうにもなりません。
しかし、私見としてですが、

最新炊飯器の試食をした上で比較していますから間違いありません。
というのも、もう高級炊飯器の進化が止まっちゃってるんですよね。
炊飯器の味は「内釜」で決まります。
匠純銅を超える内釜は現在も早々ありません。
機能だってそう。
最初は「おどり炊き」を封印しようとしたPanasonicが復活させたくらい。
結果として、現在の10万円を超える味が8000円で買えるも同じです。
もちろん新品8000円の炊飯器とはレベルが違いすぎます。
高級炊飯器のすごいところは「スーパーの安い米でも美味しく炊ける」ところ。
もう香りからして違います。
無理に魚沼産コシヒカリにこだわらなくとも、美味しい御飯が食べられます。
もちろん魚沼産なら、もっと美味しく食べられます。
美味しい御飯が炊けると「家で御飯を食べる」というモチベが生まれます。
その結果として外食が減り、さらに家計を助けます。
もう一つ、強調しておきたいこと。

1合で炊いても美味しく炊けます。
少量炊きの機能がついているわけではないのですが。
恐らくおどり炊きシステムそのものに起因するのではないかと思われます。
2 保守部品が今でも手に入り、メンテナンス費用が安い
【2022年8月2日追記】
2022年8月2日現在、サンヨー炊飯器の保守部品は売り切れてしまっています。
本項目につきましては、以前のものとして参考程度にお読みください。
※※※ここから以前の記事※※※
さて実を言いますと……炊飯器の中古はあまり薦められません。
正確には圧力IHの中古は、です。

新品で購入した場合も同じですので御注意ください
中古にいたっては、買ってすぐに交換した方がいいくらい。
そうしないとただのIH、圧力を前提として設計されていますから味が落ちます。
パッキン交換について、メーカーによっては内蓋ごと交換となり、結構なお値段してしまいます。
しかし、

パッキン代も安いです
負圧パッキン。
蒸気口パッキンA。
蒸気口パッキンB。
もちろん、他の保守部品も手に入ります。
「ジャンク品」と銘打たれていても保守部品で直せる場合があるのでチェックした方がいいです。
匠純銅は内釜の中古もかなり流通しています。
3~4000円くらいでしょうか、万一壊れても安心です。
本体が壊れない限りはずっと使えます。
その他の長所
好みもあると思いますが、シンプルで空きのこないデザインです。
操作は簡単、迷うことはありません。
炊きあがると音声で報せてくれます。結構便利です。
短所
ここまで匠純銅を褒めちぎってきました。
しかし当然ながら、
保温がダメ
私の感覚ですと

これ以上だと、釜の縁回りがべしゃべしゃになります。
食べる分だけ炊くか、保温せず冷蔵するかのどちらかがいいと思います。
もっとも、これはどのメーカーの炊飯器でも大差ありません。

それくらいに保温機能はぶっちぎってます。
実は匠純銅の前に使っていたのが東芝でしたが、公称通り40時間保温しても食べられました。
凄まじき真空保温の力です。
なお、私につきましては、備長炭である程度の改善を図れました。
試した記事はこちら。

うるさい・蒸気が出る。
おどり炊きの名の通り、ガシャガシャと掻き混ぜながら炊きあげます。
当然うるさいです。
と言っても、普通に物音がするって程度ですが。
蒸気も出ます。
スチームレスに拘る方はやめた方がいいです。
(その時点でかなり選択肢が限られますが)
釜が重い

女性やお年寄りの方ですと、洗ったりする際の負担が大きくなる可能性があります。
このことは念頭に置いた上で検討してください。
「匠炊き」は無洗米対応じゃない
匠炊きは白米のみ。
無洗米の場合は選べません。
ですが、私は……
特に問題なく、美味しく食しています。
きっと内部的にはプログラムが違うのでしょうけど。
それよりも米そのものが美味しいかどうかの方が問題ではないでしょうか?
まとめ
私自身、記事の匠純銅を使っていますが、保温性能以外は心から満足しています。
そう望む方には、

よろしければ私の書いた炊飯器小説も、お読みいただけると嬉しいです。

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