小説家になろうにて「キモオタでギャルゲー、それって何の罰ゲーム!?」連載中!

All-in-One WP Migrationが動かない! ~WordPressでサーバー引越に潜む罠と対処法

カスタマイズ&プラグイン
この記事は約6分で読めます。

サイト引っ越したら500エラー出て、画面映らなくなっちゃった……

 

あらあら
でもConoHaならサーバーもう1個作って移せばいいじゃない
15分もあれば作れるし、時間課金だから余分なお金はほとんど掛からないし

 

うん、そうする──げっ!
引越プラグインの「All-in-One WP Migration」が動かない!

 

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この記事を読む方へのオススメ

サーバー移転してトラブル発生!

なってはいけないときにサーバーダウン(500エラー)

ConoHaに移転した直後のこと、500エラーを吐きました。

サーバーがダウンして訪問者がサイトを見られなくなります。
よりによって、以下の記事がはてなの新着エントリに載った直後に。

KUSANAGI for ConoHaの1GBプランに変えたら、速度が4倍になった!
此度、サーバーをロリポップ(ライトプラン)から「KUSANAGI for ConoHa(1Gプラン)」に移設しました。 現在は既に移設後の環境で動いています。 ...

私にとってWordPress関連ではてなブックマーク3つ付いた初めての記事。
アクセスがどんどん流れ込んできています。

早く修復しないとっ!

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エラーを直せないならサーバーを作り直してしまえ

500エラーに対処しようとするも、原因の見当がつかない。

サーバー再起動 → ダメ。
プランをメモリ4Gに変更 → ダメ。

※ConoHa VPSはクリックするだけでサーバーのスケールアップができます。

ここでふと思いつく。

新しくサーバーを作って立ち上げればいいのでは?

ConoHaは時間制課金でサーバー作るのも一瞬。
新サーバーを立ち上げてそちらに移しても、すぐに元サーバーを削除すれば作業時間分しか費用が掛からない。
これならすぐにできる、そうしよう。

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楽ちんWordPress引越プラグインAll-in-One WP Migration

All-in-One WP Migrationが動かない!

というわけで、移転の時お世話になったプラグイン「All-in-One WP Migration 」を立ち上げます。

「All-in-One WP Migration」はクリック一発で設定丸ごとバックアップが取れる超優れものプラグイン
わずか数クリックで移転が完了します

これさえあれば……あれ? なんか、フリーズしてない?
画面には、次のメッセージが映ったまま。

Done resolving URL address

どうすれば!

WordPressサイトの質問スレ

「Done resolving URL address」で検索すると、英語の結果しか出てこない。
一番読みやすそうなWordPress公式のスレを見る。

Migration problem while export
Support » Plugin: All-in-One WP Migration » Migration problem while export Migra...

ざっと流し読んで一番下まで行く……も、

解決してないじゃないか!

しかしじっくりスレを読み直すと、答えが書いてました。

All-in-One WP Migrationが動かなかった原因

スレから引用します。

{“Number”:2,”Message”:”fopen(\/home\/******\/public_html\/wp-content\/plugins\/all-in-one-wp-migration\/storage\/ocgy690ese8g\/export.log): failed to open stream: Permission denied”,”File”:”\/home\/*******\/public_html\/wp-content\/plugins\/all-in-one-wp-migration\/lib\/model\/class-ai1wm-log.php”,”Line”:42}

この中の、

Permission denied

が答え、つまり……

フォルダやファイルのパーミッションが厳しすぎるのが原因なのね
所有者やグループが問題かもだけど、とにかくそっち系

「All-in-One WP Migration」のフォルダを見ると、パーミッションは755。
とりあえず全て777にしてみました。
すると……

動いた!

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パーミッショントラブルは他のプラグインでも起こりうる

こうしたパーミッションや所有権によるトラブルはAll-in-One WP Migrationに限りません。
他のプラグインにも当てはまります。
例えばバックアッププラグインBackWPUpなど。
これは、

プラグインフォルダなどに実行ユーザーのパーミッション・所有権が設定されていないためです。

プラグインが動かなかったら、真っ先にこれを疑ってください。
パーミッションと所有権を適切に設定することで八割方のトラブルは解決できると思います。

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具体的な対処法

パーミッション・所有者・グループを変更する

ここではSFTPクライアントWinSCPを用いた方法を紹介します。

WinSCPを起動して、プラグインフォルダへ移動。
all-in-one-wp-migrationフォルダを右クリック、プロパティを選びます。

こんな画面が出てきます。

 

恐らくパーミッションは755になってるはず。
777にしてみてください。

「同じパーミッション/グループ/所有者を再帰的に決定」にチェックします。
これでall-in-one-wp-migrationフォルダにあるファイルとフォルダを一括で権限を書き換えることができます。

グループと所有者がわかっている場合は変更します(よくわからなければドロップダウンしてみてください)。

エクスポートの場合は、wp-contentフォルダに「ai1wm-backups」フォルダを作成します。
既に存在している場合は同じようにグループ・所有者・パーミッションを変更します。

所有者やパーミッションが原因ならここまでやれば動くはずです。
ただし777にするのはセキュリティ上問題がありますし、常時入れておくべきプラグインでもありません。
移転作業終わったらプラグインのアンインストールを推奨します。

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もう一つ考えられる理由 ~KUSANAGI使用の場合

KUSANAGIを使っている場合はHHVMにしていないか確認してください。
All-in-One WP MigrationはHHVMだと動きません(2016年12月当時)。

対処法は、

KUSANAGIの設定をPHP7に変えます。

KUSANAGIの場合は上記対策の前にこちらを試してみてください。
2021年現在ですと、ほとんどの方がPHP7にしてると思いますが……。

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まとめ

もしサーバー移転してプラグインが動かなかったときは、真っ先にパーミッションを疑ってね

ブログやサイトを始めたい・引っ越したい方へ

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この記事を書いた人

広島市内のパチンコホール勤務。
3号機時代からのパチンカス。
ADHD、精神障害者手帳3級所持。
慶應義塾大学商学部卒、専攻はマーケティング(広告・宣伝)
国家一種試験経済職の資格で公安調査庁に入庁。
在職時は国際テロ、北朝鮮を担当。
「小説家になろう」の底辺作者。
WordPress記事は素人の備忘録です。

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きもおたねっと。

コメント

  1. るな says:

    私もimportが終了せずに探していたらこちらにたどり着きました。

    All in one wp migrationのパーミッションを変更するということですが、
    すべて変更というのは、フォルダごとに変更ということですか。
    それともAll in one wp migrationフォルダに入っているすべてのファイルのパーミッションをひとつずつ変更するということでしょうか。

    初心者でよくわからないのでご教授くださるとありがたいです。
    よろしくお願いします。

    • belle says:

      すべてのファイルのパーミッションを変更します。
      ただし一度の操作で、一括で変更することができます。
      具体的な方法につきましては記事に追加しました。
      御参照くださいませ。

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