「小説家になろう」で書いている底辺・マイナー作者の同志さま。
自作品のアクセスが伸びなくて頭を悩ませていませんか?
異世界転生・転移や悪役令嬢などトレンドのジャンルで書く。
「ざまあ」や「もう遅い」をタイトルやキーワードに入れる。
アクセスやポイントのためなら、これが一番です。
しかしそれができるなら、とっくにやっていますよね?
アクセスを伸ばす手段として真っ先に挙げられるのは「タイトル・あらすじ」の見直し。
これは大前提と言っていいです。
しかし他にもアクセスを伸ばす方法はあります。
それは、
宣伝です
本シリーズでは、私が小説を宣伝するなかで気づいたアレコレを記していきます。
なお、書籍化作家・メジャー作家はブラバしてお帰りください。
本連載は、あくまでもマイナー・底辺作者に向けて書いたものです。
※本稿は6年前に連載したものをリライトして再アップしたものです。著者は2021年現在、Twitterでの宣伝・作者との交流をほとんど行っていません。
私について
まずはざっくり自己紹介。
なろう的には無名なマイナー作家の一人。
こんな小説を連載しています。
底辺と呼ぶほどでもないですが、間違ってもメジャーではありません。
ただし広告・宣伝などマーケティングについては大学時代の専門。
全くの素人よりはましな知識があります。
Twitterで宣伝する方法2つ
本論に入りましょう。
Twitterで宣伝する方法はざっくり2つ。
「他人に頼る」か「自分でやる」かです
他人に頼るとは、
自分でやるとは
しかしやってみればわかりますが、
誰も私の小説をつぶやいてくれないよっ!
私が書いた宣伝ツイートも、誰もRTしてくれないよっ!
これが現実です。
(RT=リツイート。これを押してもらうことで、Twitter上にツイートが拡散されます)
私が他人に頼ってみた結果
お願いすればファンならきっとツイートしてくれるよね?
甘いわ!
Twitter始めたばかりの私。
ツイートの仕方すらわからなかったので読者に頼んでみました。
具体的には更新日の後書きに「お願いします」と書き、フッター部や活動報告にも記しました。
当時の更新時におけるユニークユーザー数は6~700ありました。
これだけいれば10人くらいツイートしてくれるはずと考えて。
――その結果どうだったか?
「キモオタでギャルゲー、それって何の罰ゲーム!?」読んだ! http://t.co/bTTIqwSvJ7 #narou #narouN1476BY
— 左リュウ (@left_ryu) February 19, 2015
いやもう……泣きました。
「たったそれだけ」という意味でも、「やってくれた人がいる」という意味でも。
Twitterで拡散する壁の厚さを思い知ったよ……
実はこの方、ずっと以前に他の作品の読了ツイート飛ばしてくれてました。
私が頼まずとも。
それを知ったのは、ツイッター始めてから自分の作品名で片っ端からエゴサーチしたときでした。
頭上がらない!
こういうひっそりと応援してくれていたのを知ると、心から嬉しく感じるものです。
なお、これはあくまでも、
Twitterに限定して、なおかつ拡散お願いした場合の話です
応援の形には色々ありますし、タイミングにも色々あります。
作品感想なり、拍手メッセージでの激励なり、割烹コメントなり、ポイントなり。
読者の方々はそれぞれの形で応援してくださっていることは付け加えておきます。
自分で宣伝ツイートを飛ばし、拡散をお願いしてみた結果
他人が頼れないなら自分でやる!
これがTwitterにおける小説宣伝の基本となります
私、ツイッターにかなり抵抗ありました。
元の職業がスパイなんていう表に出てはいけない身なので。
それでも読者増やしたいので渋々始めました。
【拡散希望】と書いて、自作のURLを載せた宣伝ツイートを行いました。
どうなったか?
誰も拡散してくれないよっ!
やってくれたのは全てオートのbotくらいでした。
他の人はちゃんと拡散してもらえてるのに……どうして……。
私ってそんなに嫌われてるの!?
拡散してもらうためにはどうすればいいか
ここからが本記事の本題と言っていいです。
しばらく悩みました。
しかし宣伝ツイートが流れていくタイムラインを眺めていたら、ようやく理由がわかりました。
私もリツイートしなかった一人です。
タイムライン(TL)が他作者の宣伝ツイート汚れるのがイヤだったから。
しかし、
原因がわかったからにはなんとかしないと!
サブ垢だったらタイムラインが汚れたって構わない。
本垢の他に宣伝用アカウントを作りました。
あとは、とにかくリツイート、ひたすらリツイート。
やっていく中で宣伝のコツを掴み、また付き合いも広まり、段々と拡散してもらえる様になりました。
小説家になろう底辺・マイナー作者の関係はギブアンドテイク
そう、座ってるだけじゃだめなんです。
待ってるだけじゃだめなんです。
必要なのは、この一点です。
小説の宣伝は、持ちつ持たれつ相身互いなんです
打算的と映るかもしれません。
でもちょっと考えてみてください。
あなたなら、仲いい作者や好きな作品の宣伝ツイート見かけたらどうする?
すぐさまRTといいね押す!
それどころか、私自身が作品読んだ感想をツイートで飛ばす!
例え見返りなくとも。
いや、その作者や作品の成功こそが見返りです。
だったら宣伝には協力してくれない、RTもしてくれない
だけど自分の小説を応援してくれるのがはっきりわかる作者さんの宣伝ツイートなら?
もちろんRTする!
形は違えど応援してくれてるんだもの!
私の小説の読者なんだもの!
当然ですよね。
特にその読者が書籍化作者だと、まずこの形になります。
書籍化作者は書籍化作者同士でしか基本的にRTしないので。
でもそうではない。
仲良くもない、読んですらいない。
それなのに宣伝してあげる義理はないでしょう。
相手の立場に立って考えてみてください。
あなたなら、そんな作者の宣伝してあげますか?
だからギブアンドテイクの関係で拡散するんです。
表現が嫌なら応援合戦でも構いません。
公募の同じ賞で競ってるなら他の作者は敵です。
しかしなろうにおいてはそうじゃありません。
排他的な関係にありませんから。
だったら自分を助けてくれる方に成功してほしい。
そう願うのが人情じゃないでしょうか。
まとめ
かつての著者のように、どうして拡散してもらえないか気づかない方はいらっしゃるでしょう
お役に立てましたら幸いです