炊飯器オタクの私から贈る第三回目のおすすめ炊飯器。
それは「東芝の炊飯器」です。
東芝の炊飯器って?
東芝って電気炊飯器の元祖とされてるんですけどイマイチ影が薄いんですよね。
実際に数年前までは釜の名前もコロコロ変わるし、何がやりたいのかわからない。
元炊飯器販売員さんのブログによれば、味までバラバラだそうです。
ただ最近は本気を出しています。
その筆頭がこちら。
味良しデザイン良しで一躍ヒット商品に(但し、これは後継モデル)。
価格コムの紹介記事。内釜が独特の形状をしています。
しかし芽の出始めた矢先、もにょもにょな話で東芝の白物家電は売却へ。
SANYOといい、切ないものがあります。
東芝炊飯器の長所「真空保温機能」
さて、私の使っている炊飯器はSANYO「匠純銅」。
中古でも構わないのであればベストバイと考えています。
この前に使っていたのが東芝の2011年型炊飯器RC-10VGEでした。
正直言って匠純銅もRC-10VGEも、味自体は好みの範疇だと思います。
匠純銅の方が深く炊けるという感じですが、香りはRC-10VGEの方が引き出せる。
さっぱり目が好きな方には東芝の方が合うかもと思いますし。
どちらも最高級機種だけはあるレベルです。
私が匠純銅推しなのはコスパ面、東芝はパッキン交換で内蓋ごとの交換となりますから割高。
あと、故障が多いので(私も壊れました、東芝炊飯器は新品を推奨します)。
ただ圧倒的に東芝の方がSANYOよりも優る面があります。
それは真空保温。
正しくは真空っぽい保温と呼ぶべきでしょうが、性能は凄まじきものがあります。
匠純銅であれば24時間保温すると食べるのが結構辛いです。
酸化しますし、釜のへりの方の御飯はべしょべしょになります。
そのため炊けるのは基本食べる分だけ、せいぜいプラス一食。
いっぱい炊いてしまうと冷蔵なり冷凍なりすることになりますが、独り暮らしには効率悪いです。
一方東芝は40時間経っても保温した御飯が食べられます。
もちろん味落ちはしますが、御飯はかなり白いまま。
固くもならず、べしょべしょにもならず、普通に食べられます。
周囲の話やクチコミを聞いていると、対SANYOに限らず、恐らく炊飯器ダントツ1位じゃないかと。
何度も炊くのは嫌。
御飯に至高の味を求めるのでなく、普通に美味しい御飯がいつも温かく食べられればいい。
そういう方には東芝の炊飯器が向いていると思います。
前項では最高級モデルを紹介しましたけど、真空保温は中位モデルにもついています。
通販ならこの辺りが手頃でしょうか。
部門売却前の2015年モデル、東芝純正です。
ただし東芝の場合、次の特徴があります。
- ヤマダ電機がOEM販売をしている、かつ値切りの過程で長期保証つけてもらえる可能性がある
- 値下がり幅が大きい
1は、故障を考えると絶対に入っておきたいところ。しかもヤマダモデルは同じモデルに見えて内釜が1ランク上です。
2は、やはり目立たないメーカーだからでしょう。
つまり「ヤマダ電機のセールを狙って店で買う」というのがベストではないかと。
実際に見に行ったときも安かったです。
そして投売りにより上位モデルとの価格差が縮まりますから、できるだけ上を狙っていきたいところです。
問題は、売却先が中国メーカー「マイディア(美的集団)」。
東芝ブランドで売られますけど、そこをどう思うかなのかなという気がします。
中国メーカーでもハイアールは馴染んできた感がありますが、主義信条ありそうな部分ですし。
よしとしない方は2015年以前のモデルを購入した方がいいと思います。
売却以降だと、この辺りが値がこなれてます。
価格コムのレビュー件数は少ないですが、評価は上々です。
最後に
炊飯器を題材にしたライトノベルを書いています。
男の娘×炊飯器女子のラブコメ、4万字程度の中編。
もしよろしければ、お読みいただけると嬉しいです。
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