リチウムイオン電池の処分方法って御存知でしょうか?
ニュースサイトを眺めていたところ、東海テレビの記事が目に入りました。
http://www1.tokai-tv.com/newsone/corner/20200119.html
私は広島居住なので地域的には関係ないのですが。
こうしたローカル記事が目に入るのもネット時代ならではだと思ってしまいます。
上記事から引用します。
今、こうしてリチウムイオン電池が、ゴミとして誤って捨てられたことが原因による火災が相次いでいます。
(引用元:東海テレビ ニュースONE 「誤って捨てられ火災相次ぐ…『リチウムイオン電池』処分方法に注意 原則“不燃ゴミではダメ”」)
当然、上記記事には目を通していただきたいです。
ただ、
書いてはいるのですけど。
また、大事なことですので、私の住む広島市ではどうなのかもチェックしておきたいところ。
そこで僭越ながらも、東海テレビ報道に付け加える形で記事を作ってみました。
【追記 1月21日】
私の勉強・調査不足による各種ミスが目立ったことにより、全面的に記事を修正しました。
記事の趣旨・内容は変わりませんので仮にそのまま信じたところで影響はないはずですが、申し訳ございませんでした。
広島市におけるリチウムイオン電池の処分方法
広島市の「家庭ごみの正しい出し方 平成31年度版」から、画像の一部を引用します。
「有害ごみ」の欄にリチウムイオン電池が含まれています。
広島市民ですと有害ごみと資源ごみの収集日が同じなので同じ区分として考えている方が多いと思います。
曜日としては同じと考えて構いません。
ただし、リチウムイオン電池を出す場合は以下の点に気をつけましょう。
②形状により、両極をセロハンテープで止める
(参考)報道された一宮市の場合
ここまで読まれて、もしかすると「資源ゴミや有害ゴミの日に出せばいいじゃん」と思ったかもしれません。
広島市はそうなっていますし、同じシステムを採用している自治体は他にもあろうかと思います。
ただ、報道の舞台となった一宮市のシステムは異なります。
上記ページから引用します。
充電式電池(ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池など)は、市では収集・処理できません。
お近くの協力店のリサイクルボックスへ入れるか、販売店へ返却してください。協力店については、下の一般社団法人JBRCのウェブサイトをご覧ください。
ついでなので、同じ愛知県の名古屋市を見てみましょう。
同じく、上記ページの「て」行と「り」行から引用します。
チェックしたいポイント その1
調べた上で、提示されている方法に従って処分しましょう
各自治体で違いますので。
特に引越・転勤の多い方は、以前に住んでた自治体のルールにとらわれそう。
引き摺られないように御注意ください。
チェックしたいポイント その2
これが本件報道において「強調が足りないのではないか」と思ったポイントです。
予め抜いたリチウムイオン電池そのものを処分する際は、割と注意すると思います。
例えばスマホですと、
バッテリーが劣化した→交換した→抜かれたバッテリーがゴミとして残った→どう処分するのだろう?
こういう思考の流れになると思いますので。
しかし、リチウムイオン電池を使ったアイテムそのものが要らなくなって捨てる場合があります。
やはりスマホを例にとりましょう。
スマホのバッテリーは取り外しができるものとできないものがあります。
以前のガラスマ(日本メーカー独自のスマホ)ですと、カバーを開けたら取り外しできるものの、一見して一体型に見えるタイプがあります。
こうしたスマホを捨てる場合、
言い換えますと「バッテリーを抜く」ことが意識から抜け落ちがちです。
報道においても、次の通り述べられています。
実際にリチウムイオン電池を使った製品も多く混ざっていて、ゴミとして処理されないように仕分けられていました。
タイプ別に、次の記載もあります。
▼モバイルバッテリーや製品から取り外せるタイプのリチウムイオン電池
しかし、
と、特に強調した文章は見当たらないような?
リチウムイオン電池の処分の方法を知らないというのは、もちろんあります。
しかし、そもそも、
こんな人もいるわけですから。
もちろん本件報道を批判するつもりも否定するつもりもありません。
ただ補足して強調しておくことが本件報道の趣旨に外れるとも思いません。
そのため、改めて注意喚起させていただきました。
まとめ
リチウムイオン電池の処分にまつわるポイントは、次の2つです。
②ゴミ(特に不燃ゴミ)を捨てる際に電池を抜くよう心掛ける
私も気をつけます。
ですから、皆様も気をつけましょう。
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