慶應湘南藤沢キャンパス ~主人公はビリギャル? 謳い文句に偽りあり【きもおたこらむ】

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2015-05-07日記・雑記

 

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話[文庫特別版] (角川文庫)

ビリギャルの真実

ビリギャルというのは底辺から偏差値40上げて慶應に受かったという女の子。
その本が人気を博し、ついに映画化。
「すげえ!」って話ですね。

叩かれもしてますが

この慶應は湘南藤沢キャンパス(SFC)

SFCは入試科目が英語or数学の一教科、または英数の二教科の三通り
小論文もありますが、当たり前の文章書けば差がつくことはありません。
なので実質英語の一教科が選べるわけです。

ざっくりまとめると、英語一科目上げただけでビリからの脱出は盛ってるよねと。

まあ色々と盛ってるんだろうなあとは思います。

「せいとくたいこ(でしたっけ?)」の元ネタは「エリート狂走曲」(弓月光)では?

エリート狂走曲 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

面白いから入れた気がしてならない。
どこかフィクションっぽいですもの。
私は全国レベルとまで言われたヤンキー中学校の出身ですけど、シメてた連中だって「しょうとくたいし」くらい読めましたがな。
(なお、マンガはめちゃテンポよくて面白いです。面白いのでよかったらよんでみてください)

ここで記事を分岐します。

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キモオタでギャルゲー、それって何の罰ゲーム!?の主人公の場合 

前置きが長くなりました。
さて実は拙作、SFCの入試システムを利用した劣等生詐欺を取り入れてます。

(好きで取り入れたわけじゃないんですが)

 ……ん?
 二葉がおずおずと、先程とは違った妙な上目遣いで問うてくる。 

「えと、アニキ。つかぬこと……というか、もしかしてものすごく失礼になっちゃうかもしれないことを聞いてもいい?」

 そのやたら物々しい態度からすれば、恐らくホントに失礼なことなのだろう。

「いいよ。遠慮なく聞け」

「アニキってノンキャリアってことはT大じゃないんだよね?」

 なんだ、そんなことか。
 確かに学歴なんてデリケートな話題には違いないけど。
 ちなみに元の世界だとT大出身のノンキャリアもざらになってきてるから、二葉の論理は成り立たない。
 北条だってT大ではないが、西の国立の雄であるK大だし。

「違うよ。さっき話にも出たKO大」

 二葉が目を丸くする。

「どうしてそれで英語苦手なの?」

 KO大は私大の中でも英語最重視の入試で有名。
 それを知ってる人からは当然そう思われる。

「受験科目が数学だけだったから。それ以外の学校は全部落ちたし、名前さえ書けば合格るはずの大学にすら落ちたのだって嘘じゃない」

 二葉が何やら溜息をついた。

「……あたし、生まれて初めて英語必須の教育制度というやつに疑問感じたわ」

「なんで?」

「だって英語のできないアニキって、そのシステム的には超のつく劣等生だよね」

「確かにそうだけどハッキリ言うなあ」

「褒めてるんだよ。実際はあたしなんかよりよっぽど数学できるし。天然の鈍感野郎だけど、見てて話してて頭の回る人だと思うし……そんな人が劣等生扱いになってしまうのは理不尽だなって」

 頭が回るってのは単なる人生経験の差だと思うが、そこはおいとこう。

つまり雨木は慶應SFCのどっちか。
数学受験で入れたわけです。

慶應で劣等生云々もトゲのある記述とは思います。
ただ数学一教科で受けられる学校って、調べた限り他になかったんですよ。
SFCなければ、雨木はどこの大学にも入れなかったわけですから。
謳い文句詐欺というより、むしろ現実のSFCの存在が邪魔でした。
そうすれば心置きなく劣等生設定にできたのに。
その点は御了承ください。

全科目バカにすればよかったじゃないか?
それだと頭脳戦にできませんし、そんな人が内調に入れるわけないですから。
(内調はノンキャリ採用と言えど入るの難しい役所ですので)
とにかく本作については、本当の駆け引きや頭脳戦を描いて行ければと思います。