ふっくら御膳RZ-VW3000M(日立)レビュー&同機種で御飯を美味しく炊く方法

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以前におすすめした圧力IH炊飯器「ふっくら御膳RZ-VW3000M(日立)」を購入しました。
以下で本機のレビューをさせていただきます。
主にSANYOおどり炊き匠純銅ECJ-XP1000Aとの比較になります。

以前のおすすめ記事はこちら。

ふっくら御膳RZ-VW3000M(日立)が炊飯器の新品ベストバイ【新入生・新社会人の方へ】
春から新生活を迎える皆様へ。日立の「ふっくら御膳 RZ-VW3000M」を炊飯器オタクの私からベストバイとして紹介させていただきます。10万円クラスの最高級炊飯器が現在25800円。もちろん味は至高。本記事はふっくら御膳の魅力、情報、オトク感について語ります。

SANYOおどり炊き匠純銅ECJ-XP1000Aの記事はこちら。

匠純銅おどり炊き(SANYO)の中古炊飯器が超コスパ高いという話【2024年9月5日一部追記・改稿】
私愛用のSANYOの最高級炊飯器「おどり炊き 匠純銅」。10万円を超えるにもかかわらずベストセラーになりました。現在でも至高と言いうる匠純銅、中古がヤフオクで8000円程度から入手できます。本記事では超コスパ抜群な匠純銅の中古について語ります。
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炊飯器全体の大きさ

SANYO匠純銅と大して変わりません。
5.5合炊きかつある程度の性能の炊飯器を選ぶ時点で、ある程度の大きさは覚悟するべきです。

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内釜の重さ

質問者の写真

軽い!

これは比較の問題。
私が今まで使っていたのはSANYOおどり炊き匠純銅。
内釜の重さ1.6kg。
使ってみると、めちゃくちゃ重いです。

一方で本機は1.2㎏。
0.4㎏違うとかなり違います。
カタログ値での比較ですが、体感半分くらいに感じます。
主観にはなりますが、女性でも十分扱える重さではないでしょうか。

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手入れ

圧力IHですからそれなりの点数はありますが、特に面倒でもないと思います。
不精者の私が言うのですから間違いありません。

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御飯の味

炊き方

水加減がシビアというレビューを見かけるのですが、そこまで神経質にならなくてもいいです。
そもそも同じ米と水かつ同じ量で炊いたとしても、季節によって炊きあがり違いますので。
定められた量と大体同じであれば普通に炊きあがるはず。
ちょっと「水気が多いな?」とか「ぱさぱさ気味かな?」と思えば、わずかに微調整するくらいで十分です。
明らかにべしょべしょになったりカチカチになる場合は初期不良を疑った方がいいです。

匠純銅との比較

その上で味はと言いますと……

匠純銅:匠炊き>(超えられない壁)>ふっくら御膳:極上もちもち

恐らく誰が食べてもわかる。
そのくらいに差が歴然としています。
以前の試食の時は冷御飯だったからなのか、お米が違ったのか。
期待外れという声があるのもわかります。

この差は恐らく、匠純銅の「吸水過程」と「おねばを戻す」過程にあると思います。
匠純銅の方が明らかに甘い。
米の芯から甘味が引き出され、加えて米の外側がおねばでコーティングされているからでしょう。
ふっくら御膳の方は、ごく普通。
匠純銅と比べると物足りなさを感じます。

ふっくら御膳で御飯を美味しく炊く方法

ただ、期待外れと思った方には朗報。
ふっくら御膳でも炊きあがりの味を上げる方法はあります。

解答者の写真
御飯を炊く前に、1時間程度の浸しをするといいです

浸しは予約ボタンからできます。
この作業をするだけで、グンと味が上がります。
買ってガックリした方は試してみて下さい。

もう一つ。
研ぎ方に問題ある可能性があります。
こちらの記事を御参照ください。

お米を美味しく食べるためのアイテム「象印 洗米器(内釜対応) DK-SA26」
「御飯が美味しくない」、あなたはそんな悩みを抱えていませんか? せっかく高級炊飯器買ったのに、魚沼産コシヒカリなど高級米を使っているのに。 実は、御飯を美味しく炊くには「お米を正しく研ぐ」ことも重要な...

それでもやっぱり匠純銅の方が上。

匠純銅:匠炊き>ふっくら御膳:極上もちもち

超えられない壁は消えましたが、やはり匠純銅の方が美味しいです。

この味の差は恐らく内釜にあります。
匠純銅は重さも厚さもさることながら、素材が銅。
ふっくら御膳は重さも厚さも負けますし、素材が鉄。
差が出て当たり前です。

匠純銅は高級炊飯器の先駆けとして、ある種商売度外視で贅の限りを尽くした代物。
ふっくら御膳が大したことないのではなく匠純銅がすごいと言うべきです。

絶対的な評価としては「美味しい」

2万円ちょっとの炊飯器としてみた場合、味コスパは抜群に高いです。
この価格だと他メーカーではエントリー~ややミドルくらいのクラスしか買えません。

最高級炊飯器として見た場合は相応の美味しさ。
他メーカーの最高級炊飯器とは好みの問題じゃないかなと思います。

少量炊きの場合

普通に美味しく炊けます。

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保温機能

使い物にならない匠純銅よりはマシですが、正直期待外れ。
1日保温すると臭いが出ますし、変色もします。

お米を変えたら症状が改善しました。
ただ、以下の文章は変わらないです。

保温を考えるなら東芝しかないでしょう。
そのくらい東芝はずば抜けています。

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蒸気カット

匠純銅にはないポイントです。
私はどうでもいいですが、人によっては大きなメリットとなりえます(妊婦さんとか)。

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総評

なんせ値段が値段(2018年5月3日時点で24,800円、Amazon)。
実際に使ってみてもコスパは高い印象。
新品で買うなら、やはり炊飯器のベストバイだと思います。

 

天満川鈴
この記事を書いた人

慶應義塾大学商学部卒
1997年公安調査庁にキャリアとして入庁
在職時は国際テロ、北朝鮮を担当
特に現場(スパイ工作)で実績を挙げ庁内表彰を受ける
2004年介護のため退官。

ADHD、精神障害者手帳3級所持。

WordPress記事は素人の備忘録です。

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