バリスタが壊れました。
コーヒーがすごく薄くて、お湯の量がやたら多く排出される。
HPのサポート通りに対策してみても改善されない。
どうすればいいんだ!
最終的には原因を特定できたのですが、思わぬ落とし穴でした。
本稿では、この症状が出たとき真っ先に確認したいポイントについて紹介します。
私の使っているバリスタ
恐らく全シリーズであてはまると思いますが、一応記しておきます。
私の使っているバリスタはPM9631。
2代目にあたるバリスタで、ボタンが改良され電源オートオフ機能が備わっています。
主な仕様は初代と同じです。
発生した症状
コーヒーが薄くなりました。
そこでコーヒータンク・撹拌部・カバーを洗浄してみました。
すると……
お湯が止まらない!
エスプレッソなのにマグカップ分くらい出る!
コーヒーは水みたいに薄い!
直るどころか、ありえない方向へ悪化しました。
何が起こったの!
バリスタの「困ったときの安心サポート」
バリスタのホームページには「困ったときの安心サポート」があります。
動画までついていて、内容がとても充実。
これまでも何回かバリスタのトラブルに見舞われましたが、サポート通りに対処すれば全て解決できました。
今回のはこちら。
あるいはこちら。
コーヒーが薄いというのは過去にもありました。
それでパーツを洗ってみたわけです。
ただ湯量が少なかったことはあっても多くなったのははじめて。
とにかく書いてあることを丁寧に1からやり直してみました。
ですが……
直らない!
しかもなんか異音がしてる。
これは本体の異常?
とにかく何かが物理的に壊れたっぽく思えました。
バリスタの故障の原因が特定できたかも!?
サポートに書いてあることは全てやりました。
しかしネットにはまだ他の情報があるかもしれない。
検索して片っ端から開いてみました。
もしかして……と思えた記事がこちら。
最後の方に書いてある現象。
本体と接続され、水流れ込む部分が折れている!!そして本体側から2つの輪っかがポロポロと落ちてきました
正常な状態は下の写真のような状態らしいです。清掃を繰り返しているうちにプラスチックが劣化して折れたか、本体から取り外すときに折れてしまったか。。。(引用:上記記事)
症状は違うけどもしかして?
撹拌部を外してみました。
あっ!
記事と同じく先端のリング(パッキン?)がとれてしまってました。
外す前の湯量は正常だったので、外した時か清掃途中で取れたものと思われます。
ただここのところ色々と調子がおかしかったんですよね。
恐らくは元々劣化してたのが今回の作業で完全に逝ってしまったんじゃないでしょうか。
正常品の画像はこちらです。
違いがわかると思います。
バリスタの撹拌部パーツをメーカーやフリマサイトで探してみる
ネスレ通販ではバリスタの保守部品を販売しています。
撹拌部パーツも取り扱っています。
お値段は1650円。
ただ、参考にした記事とは症状が異なります。
撹拌部が破損してしまっているのは間違いないですし、それだけが原因なら迷わず購入するのですが……。
なんといっても10年選手。
他にも本体内部が故障しているかもしれません。
それならフリマサイトでもっと安く入手したいと思いました。
初代・2代目のバリスタは発売からかなりの時間が経過しています。
こういうのは大抵メルカリやヤフオクなどで分解したパーツのみが売られています。
特にバリスタは本体が大きくて送料かさみますから、パーツで売った方が利ざや大きくなりますし。
しかし、
フリマサイトにバリスタの撹拌部パーツがない!
あるにはあるのですがネスレ通販と価格が変わらない。
他のパーツは見立て通りわんさかあったのに。
それだけ壊れやすい箇所なのかも……と思いました。
最終的にはPM9630の未使用品がパーツ価格より安く入手できました。
PM9630とPM9631の撹拌部パーツは共通ですから交換を試せますし。
他に故障があったとしても愛機丸ごとさようならで対処できます。
なかなかの掘り出し物を見つけられてラッキーでした。
撹拌部パーツを交換してみた結果
PM9630の撹拌部パーツを愛機PM9631に移植してみました。
その結果、
直った!
今回の症状はもちろん。
微妙な不調も全て解消しました。
まさしく新品時代を思い出せる使い心地に戻りました。
余ったPM9630の本体はスペアとして保存することにします。
そろそろ水漏れとか本体そのものが壊れてもおかしくないですし。
パーツの大部分がPM9631と共通なので流用できますし。
撹拌部パーツの修理を安上がりにすませる方法
症状で検索してもなかなかヒットしなかったので同じトラブルに出くわした人のために記事を書きました。
しかし「バリスタ 撹拌部 故障」で検索すると割とヒットします。
その中でも目についたのがこちら。
パッキン2つを加工して修理する方法。
記事で使われているパッキンはこちらと思われます。
2つあわせて500円ちょっと。
恐らく一番安上がりに修理できるのではないでしょうか。
加工の手間もそれ程じゃなさそうですし。
私も壊れた方の撹拌部をこちらの方法で修理してみようと思います。
まとめ
今回のバリスタのトラブルで強調したいのは、これ。
真っ先に撹拌部が正常か確認しよう!
洗浄する際にどうせ外しますし、すぐ確認できますし。
撹拌部が壊れていたら何しても無駄ですので。
壊れていなければ、経験上バリスタのサポートに従えば高確率で直ります。
壊れていたら記事中に紹介した何らかの方法で対処しましょう。
修理面倒くさいとなれば買い換えることになります。
私も一旦は検討しました。
おすすめは中古でいいならバリスタ50。
Bluetooth接続でネスカフェアプリと連携できてメニューも一通り使えます。
メルカリですと送料込み3000円くらいから見つかります。
新品ならバリスタDUO。
クリーマーのタンクが用意されていてカフェオレがワンタッチで作れる優れものです。
不精者だからこそバリスタ使ってるというのは、きっと私だけじゃないはず。
実際に記事書いていて欲しくなったので、そのうち買い換えるかもしれません。
もちろんネスカフェアプリとのBluetooth連携もできます。
修理するにせよ買い換えるにせよ
バリスタで再び美味しいコーヒーが味わえるようになるのを祈ってます!