Logicool社のゲーミングマウスG700s。
私は元々ネットゲーマーではあるのですが、圧倒的な操作性とフィット感から引退後も使い続けています。
まるでマウスが手に吸い付く……どころか、むしろ手の一部って感覚なんですよね。
パソコン画面の狙ったところにピタっと指でさす感じです。
──しかし、ついにホイールが故障してしまいました。
保証はもちろん切れてます、できれば買い換えたくもない。
Logicool社の最高級シリーズMXも一時期使ってたのですが、私の手には大きすぎるんですよね……。
マラソンマウスM705は安っぽい。
というわけで修理することにしました。
症状
当初は反応したり、しなかったり。
その内、ホイールを右に傾ける感じにしないと反応しなくなる。
そして最後にどうやっても全く反応しなくなりました。
最初に試してみた方法
ホイールが汚れてるからかなと、無水エタノールで拭いてみました。
しかし全く効果ありませんでした。
次にホイールにエアダスターを突っ込んで吹き掛けました。
やはり全く効果ありませんでした。
接点復活剤を使ってみる
次に試してみたのが接点復活剤。
マウスの場合はチャタリング(勝手にダブルクリックになったりする症状)を改善する場合に用います。
ただ今回のケースの場合、ホイールの接点周りがおかしい可能性が大。
もしかしたら同じように直るかもしれないなと。
まずホイールの隙間にノズルを差し入れて接点復活剤を吹き付けます。
しかしこの方法ではダメでした。
G700sを分解する
次に分解して吹き付けてみることに。
G700sを裏返してソールを引っぺがします。
汚い写真でごめんなさい……。
上2か所、左右1か所ずつ、下1か所の合計5か所。
精密ドライバーで外します。
ネジを外し終えたら電池カバーと電池を外す。
そしてヘラを周囲に差し込み、ゆっくりずらしていくとカバーが外れます。
ホイール下にノズルを差し込んで接点復活剤を吹き付けます。
ついでにチャタリング防止のため、クリック部のマイクロスイッチのメンテナンスもしておきます。
マイクロスイッチは黒く四角いカバーで覆われている部分。
上から見ると白い線があるので、そこから設定復活剤を流し込むように吹き付けます。
結果
組立て直して、スイッチを入れます。
恐る恐るホイールを回す……。
最初はちょろっとしか反応しなかったものの、ホイールを上下に何度も動かすと完全に反応するように。
ホイール故障も接点復活剤でいけました!
しかし更なるトラブルが……
マウスそのものが動かなくなってしまいました。
吹き付けすぎてセンサー周りがショートしてしまったんだと思います。
幸い、数時間後、無事に動くようになりました。
乾いたからだと思うのですが、本当に焦りました。
吹き付けすぎには御注意下さい。
また、ホイールのゴム周りは極力避けて下さい。
私はゴムが伸びてしまいました。
まとめ
Logicoolのマウスをお使いの場合で保証が切れている場合、接点復活剤を手元に置いておくことを推奨します。
(保証内なら何度でも交換できるので不要)
今回はホイールでしたが、Logicoolマウスのチャタリングは持病と呼んでいいくらいの代物。
いつ起こるかわかりませんし、いつ起こってもおかしくないので。
今回使ったのはこちらの商品です。
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