本記事は、ADHD診断テストの一つ「Digit Span」(数唱)について記すものです。
私に医学的な知識はありません。
ただ、私はADHD当事者。
自身がテストを受けてADHDと診断された経緯から、一番お手軽なチェック方法だと思います。
ネットの診断テストが生み出す自称ADHD
自称ADHDとは?
ネットの診断テスト全部ぴったり……
遅刻するのも、部屋片付けれないのも、宿題忘れるのも
全部ADHDのせいなんだ……
つまり、
一般的には批判的なニュアンスで用いられます
はっきり言って鬱陶しいです
うだうだ言ってる間に病院行ったら?
実際ひどい物言いとは思いますが……残念ながら私の本音です。
本稿では、これ以上は割愛しますけれども。
ネットの診断テストなんて血液型占いのようなもの。
自分がそうだと思えばいくらでも信じ込めます。
「Digit Span」(数唱)
病院での検査へ踏み切れない理由を抱えた人達もいる
ただ、もちろん全員が全員「自称ADHD」ではない。
たとえば、逆に、
とか
とか
とか
とか様々な事情で検査に踏み切れない人もいると思います。
それはそれで止むを得ないことでしょう。
そういった方々にとって、ネットの診断テストより推奨したいのが「数唱」です。
数唱とは?
参考記事はこちら
数唱を実際にやってみる
1…………
5…………
8
数分経過
5…………
2…………
4…………
5…………
1…………
7…………
忘れちゃう!
1秒間隔で言うのが決まりなの
数唱の具体的内容
告げられた数字を順番に復唱するのが順唱。
逆順で復唱するのが逆唱。
順唱は3桁から、逆唱は2桁からとなります。
参考記事を見ると「第一系統」とか「第二系統」とありますが、正直よくわかりません。
ここでは簡易にチェックするだけなので適当でいいと思います。
数唱で何がわかる?
正常値は、次の記事によると5~7桁っぽいです。
発達障害とIQ検査とワーキングメモリー – 生馬医院お知らせブログ – 和歌山市 の小児科 生馬(いこま)医院|小児科 ・ 内科 ・ 循環器科 ・ アレルギー 科 呼吸器科なら 和歌山市 の 生馬医院
リンク切れています。
通常成人は5~7個の数字や言葉を保持するワーキングメモリーを持っています。
(引用元:前掲生馬医院記事)
私がクリアできたのは順唱で5桁、逆唱で3桁。
上記の正常値から掛け離れています。
言い換えれば、
確かに私は、何か文書を写すときに何度も元文書を読み返します。
文書からパソコンへ画面を戻す間に忘れてしまうので。
なるほどなあと思いました。
長期記憶には自信あっただけに、気づかされたときは結構ショックなものがありました。
ADHD症状は人それぞれで違いますが、数唱が私くらいしかできない場合は病院に行ってもいいのではないでしょうか?
周囲でも何人かやってもらいましたが……
って感じでした。
数唱を一人でするためのAndroidアプリ「ザ・数唱」
独りでもできないかとgoogleさまに聞いてみたところ、アプリがありました。
正式なテストより読み上げが早いのが難点(0.7秒くらい?)。
ただ、こんな感じでテストが行われるという点で参考にはなると思います。
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