1996年、豊田真由子氏を採用した厚生省は、面接で落とした学生達にモラハラを爆裂させていたという話

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2017-07-06社会・時事

「1996年、パワハラ議員の勝ち抜いた厚生省官庁訪問では何故モラハラの嵐が吹き荒れたのか?」を小説家になろうへ投稿しました。

本来は「創作あれこれ」カテゴリが妥当なのですが、タイトルから察せられる通り、例の豊田真由子衆院議員の「ハゲーーーーーーっ!」を題材としたもの。
物語自体はフィクションですが、事実を下敷きにした作品ですので「社会・時事」のカテゴリにアップします。
事実というのは……豊田氏が内定を勝ちとった厚生省のキャリア採用試験では、落とした学生達に対し、面接官によるモラハラが繰り広げられていたというものです。

私と豊田真由子衆院議員は霞ヶ関同期

私と豊田真由子氏は、官庁が違いますが霞ヶ関年次は同じ。
1997年(平成9年)です。
これまで漠然としか明かしていなかったのは、インテリジェンスに従事した者として具体的に素性を明かすことに抵抗があったからです。
ただ他の方も大っぴらに活動していますし、別にいいかと判断しました。

私と豊田氏に面識はありません。
いわゆる「友達の友達」という名の他人です。
もっとも霞ヶ関は狭く、「友達の友達」ゆえに噂を耳にしたことくらいはありました。
その噂が本作の一つの要素です。

なお噂の内容については作品内に記していますが、それ自体は当たり障りなく特筆すべきものではありません。

1996年、豊田氏を採用した厚生省は官庁訪問で落とした学生に対しモラハラを繰り広げていた

俗に言うキャリア官僚になるためには、国家一種試験(現総合職試験)に合格し、且つ官庁訪問で内定を勝ちとる必要があります。
官庁訪問とは呼びますが、各省庁における採用試験です。

さて、この年の厚生省の採用面接。
あちこちの官庁訪問待機室で話題になってました。
非常に悪い形で。

決して少なくない学生達が口を揃えて「厚生省死ね!」。
特にその場を指揮していた課長補佐に対しては「何様だ!」「ぶっ殺す!」。
(作中では郷原課長補佐としてますので、以下「郷原補佐」とします)
何された、これされた、と悪口がばらまかれまくっていました。
中には「マスコミなどへ密告ってやる!」という声も。

しかし、それも当然です。
厚生省は採用面接において、モラハラと呼びうる言動で彼らを落としました。
その内容たるや、ある意味「ハゲーーーーーーっ!」の方がまだマシ。
現在なら間違いなく炎上します。
具体的にどんなことがあったのかは小説をお読みください。
小説なのであくまでフィクションですが、全くの創作でもありません。

特に1996年の厚生省は一部の層から大人気となり、志望する学生で溢れかえってました。
薬害エイズスキャンダルや暴露本「お役所の掟」による大打撃にもかかわらず。

そのせいで余計に被害者が増え、拡散されてしまった形です。
どうして大人気だったのかも小説をお読みください。

さて、かような厚生省の態度は他官庁と比較しても異色でした。
(だからこそ評判になるわけで)
正直、「要らない」と判断した学生を嬲って楽しんでいるようにしか見えませんでした。

このモラハラが本作のもう一つの要素です。

なぜ厚生省はモラハラを行ったのか?

ただ、これで終わるなら「小説」にはしていません。

バズを狙いたいなら、事実のみを書いて「厚生省の面接官がモラハラなんだから、採用された豊田氏がモラハラなのは当たり前だ」みたいに締め括った方がいいでしょう。
みんなに余計なことを考えさせず、ウケのよさそうなことだけ書けばいい。
ただ、そうした他のネット記事やマスコミで見かける片面的な書き方は私の流儀じゃありません。

本作の謎は「なぜ厚生省はモラハラを行ったのか」。
実際に起こった事象の「動機」を考察する社会派ミステリです。

私は小説で厚生労働省や豊田氏を叩きたいわけではありません。
伝えたいのは、同じ行動でも解釈によって色々受け取れるということです。

豊田氏ではありませんが、物事には表もあれば裏もあります。
一つの事象を検討するにつき、それぞれの角度から見た上で複数の結論を考える。
そうした多面的な思考の面白さを少しでも知っていただけたら。
現実の題材を扱うからこそ、より魅力を伝えられるのではないかと思っています。
一方で事実ベースがゆえ、奇想天外なオチというわけでもありません。
ミステリといっても構えず気楽に読んでいただければ。

本作の結論をどう受け取るか、それは読者の皆様にお任せします。

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